住所不定

旅の記録を写真と共に残していきます。

2016/9/23 吉松⇒人吉、肥薩線

10時40分、吉松着。いさぶろう・しんぺい号向いのホームで待っている。路線自体は肥薩線で変わらないが、ここから観光列車のいさぶろう・しんぺい号に乗り換え、人吉まで行く。

 

11時49分、吉松発。指定席の券は取っていないのでずっと立っている。吉松~人吉間は見所満載の路線で、駅は吉松・真幸・矢岳・大畑・人吉と5駅しかない(間の停車駅は3駅だけ)が、楽しみにどころがギュギュッと積まっている。幸いなことに、各駅やみどころのポイントでは数分間の停車時間が設けれらている(そのための観光列車だ)ので、じっくり楽しむことができる。

 

まずは真幸駅。通過不可能型のZ型のスイッチバックがある。スイッチバックの前に駅に停車するタイプ。駅のホームには、駅名の「真幸」にひっかけて幸せの鐘が設置されている。ここで10分ほど停車。車掌さんが日付ボードを持っており、列車との記念撮影

を撮ってくれる。記念撮影をしている人、多数。私も撮ってもらった。

 

幸駅の次は矢岳駅。スイッチバックをして山を登っていく。この区間は何と言っても車窓!なんと日本三大車窓に数えられている。森の間からえびの高原を見下ろす格好になっていて、遠くには霧島連山が見える。高原の町が一望できて、町のバックには綺麗な山々が見えるというわけ。絶景ポイントではもちろん停車してくれる。

 

矢岳駅にはSLのD51が展示されている。どういう謂れかは忘れてしまった。駅前からは小さな畑道が伸びていて人家が見える。

 

次は大畑駅。日本で唯一、ループ線の中にスイッチバックがあることで知られる。矢岳駅が最も標高が高い。森の中に大畑駅が見えたかと思うと列車はループ線に入ってゆっくり降っていく。大畑駅の壁面は名刺で埋まっている。観光客が貼っていくのだ。ここに名刺を貼ると出世するとか。

 

大畑駅から人吉駅まではゆるやか。球磨川を渡って人吉駅に着く。

13時00分、人吉着。

 

いさぶろう・しんぺい号

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 吉松~人吉間 

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 真幸駅標札 

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 ホーム

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 真幸~矢岳間。えびの高原と霧島連山の絶景。

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矢岳駅標札

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 D51

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駅前

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待合室

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森の中に見える大畑駅

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大畑駅

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大畑駅にてぞろぞろと。

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大量の名刺

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球磨川

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人吉駅標札

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以上

2016/9/23 鹿児島中央⇒隼人、日豊本線

8時40分、のろのろと準備してホテルをチェックアウト。路面電車に乗って鹿児島中央駅まで行く。

9時40分、鹿児島中央発の列車で隼人に向う。鹿児島から東に向かって進む格好になる。鹿児島湾沿いに線路が通っているので、列車からは桜島が良く見える。今日も頂上付近には雲がかかっている。ほんとうに鹿児島からは良く桜島が見える。この辺りの人たちにとってはとても大切な山なのではないかと感じる。富士山よりもよっぼど...。時間があれば地元の人の話を聞いてみたい。

10時20分、隼人着。ここから肥薩線に乗って、山に入って行く。

 

鹿児島市

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鹿児島駅駅標札

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桜島

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隼人駅

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以上

 

2016/9/22 鹿児島、街歩き

鹿児島港からバスで天文館のあたりへ。予約していたビジネスホテルにチェックインする。予定では夜の9時に着くはずだったのが、今は16時20分。思わず時間が余ってしまった。こんなときは街歩き!天文館を中心にうろうろする。メインのアーケード街を行ったり来たり、時には横道に入ってみたり。長い通りなので一回歩いただけでは位置関係が分からない。何度も往復して、頭のなかに地図を作っていく。こういう作業がとても楽しい。商店街を離れて照國神社西郷隆盛像のところまで行く。近くに大きな公園があり、沢山の人が遊んでいる。

 

夜は飲み屋で鹿児島の話を聞く。鹿児島の外から来た人は黒い車を買うと言う。だが、鹿児島の人は黒い車はあまり買わないらしい。普通、黒い車はキズが目立たないが、鹿児島では黒い車に汚れが目立つようになる。何故か?それは桜島の灰のせい。黒いボディに白い灰がかかってしまい、灰が目立って汚れたように見えてしまう。一理あってなかなか面白い。

 

天文館その1

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天文館その2

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天文館公園。

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 照國神社

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夜になってきました。

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 以上

2016/9/22 桜島港⇒鹿児島港、フェリー

バスが桜島港の入口に着く。建物二階の発着場で次の出向時間を確認すると、次の出向まで5分しかない。ゆっくりする暇も無くフェリーに乗り込む。

桜島を離れるにつれて、段々との桜島の全貌が見えてくる。左右対称の綺麗な山で、山頂付近には雲がかかっていて不思議な感じがする。と同時に、桜島港が近付いてきて、建物の形や港の建物が見えてくる。

 

15時30分桜島港発、15時45分鹿児島港着。短い時間の船旅。香港のスターフェリーに似ているかもしれない。対岸は視界に入っていて、その対岸は町になっていて。近付くにつれて向いの町の様子が見えてくる。そんな短い船旅。

 

フェリーに乗り込みます

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桜島

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桜島がだんだんと遠くなって行きます

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鹿児島港

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以上

 

2016/9/22 垂水港⇒桜島港、バス

14時40分、垂水港発のバスに乗る。海沿いを走って桜島まで行く。思ったより時間がかかる。桜島に入ってから山を登って行く。港は反対側にあるようだ。山からは鹿児島湾が良く見える。

 

15時25分、桜島港、着。

 

海沿いを走る。

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桜島がだんだんと近づいてくる。

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山からの風景。

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桜島港が見えてきました。

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以上

2016/9/22 垂水港

13時25分、垂水港に着く。志布志からバスで2時間の道程だった。ここから鹿児島湾を渡って鹿児島市内へ行く。そのはずが、またしても旅程が狂わされてしまう。フェリーが出ていないのだ。流木が港内に流れ込んでいるらしい。港を見渡すと流木がたくさん流れていて、確かにフェリーを出せる状態じゃない。重機が出動していて撤去しているが、終わりそうに無い。出動している重機は1台だけなのに、湾内のいたるところに流木がある。困ったことになった。せっかくバスで2時間もかけてやって来たのに。次はどうすれば良いんだ。引き替えすしかないの?バスで引き替えすのも退屈だし、すっかりフェリーの気分になってしまっている。港の人に聞くと、桜島港からはフェリーが出ているらしい。お、良いかんじ。桜島行きのバスは2時40分に出るようなので、1時間ほど待てば良い。なんとなく旅は繋がるもんだ。

 

ただし、垂水港周辺で食べるところが無いのには困った。小一時間ある間に昼食でも、と思ったが、定食屋がない。垂水港の中にはキオスクのような小さなお店があるだけ。港を離れて少し街道の方に出るも、何もない。仕方なくドラッグストアでパンを買う。田舎にありがちな巨大なドラッグストアで、元は郊外型の電気屋かと思うくらいの大きさ。このドラッグストアは始めから目に入っていたが、ここで昼食を買うのは避けたかった。

 

余談だが、垂水港からは桜島が良く見えた。台風は流木を残していったが、台風一過、天気は良く、なかなか綺麗に見える。頂上の裾野に雲を従わせて、その雲のなかにぽっかりと頂き見えている。鹿児島側からの桜島は有名だろうが、この角度の桜島は珍しいのではないかと思う。

 

垂水港。

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運行時刻表。

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流木です。

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回収された流木たち。

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 桜島

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以上