住所不定

旅の記録を写真と共に残していきます。

2016/8/14 木次⇒宍道、木次線

12時16分、木次発。宍道まで行く。今までの山間部とはうってかわって平野になる。川の下流部分に出来るデルタ地帯の頂点にあたるのが木次。

思えばこういうパターンになっている路線は多いと思う。例えば、都市Aと都市Bを繋ぐ路線で、都市Aから山に向っていって大きめの町A'に辿りついて、町A'と町B'の間はむちゃくちゃ山間部になっている。山間部を抜けると大きめの町B'に着いて、そこからは平野になって、都市Bに向かっていく。

  • A-A' ⇒ 平野
  • A'-B' ⇒ 山
  • B'-B ⇒ 平野

という感じ。こうなっている理由は、乗客の利便性と都市と都市を結ぶ必要性からだと思う。

日本の平野部は、たいていの場合、川が流れ出た下流のデルタ地帯に形成されている。

そして、デルタ地帯の底辺のどこかに大きな都市があり、かつ、頂点部分に町が出来ていることがおおい。人がたくさん乗るところに路線を通していくと、まず、平野の中を通るA-A'区間ができる。ここで完結してしまう路線も多いと思う。例えば、可部線とか。で、ここから都市Aと都市Bを繋ごうとすると、A'とB'は山向こうだったりするので、A'-B'間は山を通っていくことになる。山の中をトンネル掘ったり切り開いていくのは大変なので、基本的には川沿いを通す。こんな風にして、路線のルートが出来上がるんじゃないかと思う。

程度の差はあると思うが、このパターンに当てはまる路線は多い気がする。もちろん、海沿いの都市を結ぶ東海道線山陽本線は当てはまらないけれど。

 

12時50分、宍道着。

 

木次駅駅名標

f:id:smode:20160814121814j:plain

比較的平野。山の高さも低い。

f:id:smode:20160814123900j:plain

宍道駅駅名標

f:id:smode:20160814130128j:plain

 

以上