2013/01/04 仙台-小牛田-石巻-浦宿-女川
仙台-小牛田-石巻-浦宿
今日は石巻線のどんつき駅女川駅まで向かう。と言っても、女川駅は震災で流されてしまってまだ復旧していないので、手前の浦宿駅で降りて、浦宿駅-女川駅間は歩く。石巻線の大半は震災で流されしまって、浦宿駅までは復旧しているが、女川駅はまだ復旧していないのである。
小牛田
石巻ー女川
列車から外を見ていると、この辺りはまだまだ復興途中なのだと気づく。堤防がないところ、新しい堤防があるところ、砂袋を堤防代わりにしているところ、ショベルカー、広い空き地などが見える。
浦宿
浦宿駅着。雨曝し風の駅舎で新しい。最近復旧されたばかりなのが分かる。浦宿から向こう女川方面には車止め。
線路は続いているけれど列車は走って来ない。ついスタンドバイミーごっこをしてしまう。
国道沿い
国道沿いにてくてく歩く。震災当時の津波の雰囲気がなんとなく伝わってくる。海からかなり離れたところまで津波が来たのではないだろうか?山と山の間に国道が通っていて国道の海抜が低いので、国道沿いに津波が押し寄せて来たのではないだろうか?そんな事を思う。実際、海に近付くにつれて、国道と同じ高さのところの家が減って来て、家があったと思われる基礎の部分や鉄柵などが目立ってくる。一方で、もう少し高いところには、家が残っているように見える。
漁港
漁港もまだまだ復旧していない。瓦礫は残っていないけれど、津波で押し流された後の空き地の整備が出来ていない。まだまだ震災の爪痕は残っていると感じる。
漁港あたりをうろうろ
津波を免れた家。しかしこれでは…
おそらく、女川駅。復旧中。駅と線路を丸々作ってると言うことは、それらが丸々流されたということか。津波のパワーが伝わってくる。
数年後にまた来たい。
これで今回の旅はおしまい。