住所不定

旅の記録を写真と共に残していきます。

ガーラ湯沢。スキー駅

ガーラ湯沢駅は一種の辺境駅だ。新幹線駅なのに盲腸駅なのである。あえて行こうと思わないと通過すらしない。上越新幹線の越後湯沢から一駅だけ出ている支線。その先にガーラ湯沢駅がある。

 

東京方面からは、午前中に5本、午後に2本の列車が出ている。午後2本の間の時間は4時間半。(日曜・祝日の場合)

 

スキー駅なのだ。朝一で東京方面を出て、昼間はスキーをして、夕方に帰る。そんな使われ方を想定しているのだろう。駅はスキー施設と直結している。改札を出ると、同じ建物にスキー道具のレンタル店があるのだ。また、ゴンドラにもそのまま乗れる。

 

私は、高崎駅に宿を取っていた関係で、高崎駅からガーラ湯沢駅にかけて乗車した。高崎駅18:09発、ガーラ湯沢駅18:42着。分岐駅である越後湯沢駅から掃除員の方が乗ってきた。そして、わざわざ「ガーラ湯沢行きで間違いないですか?」と聞いてくれた。こっちはカメラ1つを持っているだけ。明らかにスキー客ではない。しかも、わざわざ夜に向かっている。ガーラ湯沢に用がある客には見えないだろう。しかし、越後湯沢駅ガーラ湯沢駅の間の路線に乗るためだけに、行かなければならない。

 

ガーラ湯沢に30分ほど滞在し、19:10分の列車で高崎に戻る。乗客はスキー客ばかりだった。5,6人のグループ、3,4人の親子連れが多かったと思う。乗客自体は多くない。しかし、それがかえって、喧しい声を印象づけていた。コロナ禍が開けて普通の日常が早く戻ることを願う。

 

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