住所不定

旅の記録を写真と共に残していきます。

2016/9/22 宮崎⇒ 榎原、日南線

4:50、起床。外はまだ暗い。

 

5:30、宮崎駅発、志布志行き。日南線。朝食を食べる暇も無く、買うところも無く、自動販売機で水だけを買って列車に乗り込む。まだ外は暗い。

 

6:00頃、子供の国駅。やっと外が明るくなってきた。乗客はほとんどいない。宮崎ー伊比井の間は海沿いを走っていくが、伊比井からは山の方へ入って行く。北郷駅にて一時停車。すると、町内放送が聞こえてくる。台風による電線の垂れ下がりなどに気をつけて下さいという内容だった。町内放送が伝達の手段として生きている、そんな田舎町。

 

7:50、榎原駅着。なんとここで列車がストップしてしまう。前を走っている列車が立ち往生してしまって自分が今乗っている列車が進めないのだ。立ち往生の直接の原因は落葉。車輪が落葉と絡んでしまってスリップして前に進めないらしい。どうして落葉がそんな状態になっているかと言うと、一昨日に九州に上陸した台風のせい。台風の風のせいで葉っぱが大量に落ちて、雨のせいでその落葉が水を吸って、車輪と絡まりやすく、滑りやすくなってしまっているのだ。今回の旅では、この台風の影響に大いに悩まされる事になったが、それは追い追い。

特にする事も無いので、駅を出てみる。駅の周りにも何も無い。バス停すら見当たらない。仕方なく引き返して、駅のプラットフォームをうろうろして写真を取る。だが、すぐにやる事がなくなる。外の乗客も手持ち無沙汰にしている。乗客の1人は志布志まで行くのを諦めて向かいのホームへ移ってしまった。だが、折り返すための列車は、立ち往生している列車が進まないと来ることが出来ない。単線だから。結果、待つしかない。

 

 

 

宮崎駅。まだまっくら。

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暗闇の中。なんかカッコイイ。

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だんだんと明るくなってくる。

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朝の海は神秘的。

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榎原駅にて待ち惚け。

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こんな写真も撮っちゃいます。

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榎原駅。

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この先で列車が立ち往生しているんだなぁ。

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以上

 

 

2016/9/21 関空⇒宮崎空港、飛行機 / 宮崎空港 ⇒南宮崎、日南線 / 南宮崎⇒宮崎、日豊本線

14:20、関空着。ピーチが発着する第二ターミナルにあるプロントでゆっくりする。

 

16:10、関空発、17:10、宮崎空港着。たったの1時間で宮崎に着いてしまった。列車ではこんなに短時間で来れない。宮崎空港があって良かった。地方空港は大変らしいが末永く存続して欲しい。

 

17:25、宮崎空港駅発の列車に乗る。飛行機の到着からあまり時間がなく焦る。列車の本数は少なく、この列車を逃すと1時間後になってしまう。もう少し余裕のあるダイヤにしても良いと思うが...バスの方が主流なんだろうか。

 

17:50、宮崎駅着。ここで「旅名人の九州満喫切符」を買う。10,800円。九州の列車(JR、私鉄、市電など全て)が3日間乗り放題になる切符。3日連続で無くても良いので、3日分と言った方が良いかも。ただし、特急は乗れない。日南線肥薩線などに乗る予定。

 

駅前の通りをまっすぐ歩いて予約していたホテルへ行く。ホテルの近辺が繁華街になっているので飲みに行きやすい。繁華街をぶらぶらとする。なぜかうどん屋そば屋ラーメン屋を良く見かける。宮崎のラーメンは辛麺が主流。スープの出汁はあっさりしているが、唐辛子などの香辛料を混ぜて辛さを出している。どことなく東南アジアの雰囲気を感じる。私は関西で食べたことがあるので今回はパスして、地鶏のあぶり焼きを出してくれる飲み屋へ行く。ご夫婦でやられている小さな居酒屋で和気藹々とした雰囲気の店だった。そこの店で、近所のうどん屋を教えてもらい、そちらのお店へも行ってみる。かまあげうどんを頼む。基本に忠実なかまあげうどんだった。

 

23:00、就寝。

 

宮崎空港

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本数が少ない

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特急。これには乗りません。 

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宮崎駅

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駅前通り。

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以上

 

 

 

2016/8/11-15 まとめ

旅程

2016/8/11 : 京都⇒新山口⇒益田⇒江津

2016/8/12 : 江津⇒益田⇒長門市⇒山口⇒厚狭⇒仙崎⇒厚狭⇒防府

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2016/8/13 : 防府⇒広島⇒可部⇒広島⇒福山⇒三次

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2016/8/14 : 三次⇒備後落合⇒宍道⇒米子⇒境港⇒米子

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2016/8/15 : 米子⇒岡山⇒京都

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費用

  お土産 娯楽 交通費 宿泊費 食費 総計
2016/08/11     24,680 6,380 6,412 37,472
2016/08/12 1,000     4,320 2,600 7,920
2016/08/13       5,900 4,434 10,334
2016/08/14 2,974 1,310   5,800 9,120 19,204
2016/08/15         1,120 1,120
総計 3,974 1,310 24,680 22,400 23,686 76,050

青春18切符は8/11に含む

 

お土産はお酒とか地元の小物とか。娯楽は銭湯代と施設入場費。交通費は18切符と新幹線代。宿泊費はビジネスホテル代。スーパーホテル、α-1など。食費はほとんどがお酒代。

思ったより高くてびっくり。

 

以上

 

 

 

 

2016/8/15 米子⇒岡山、伯備線 / 岡山⇒神戸、山陽本線 / 神戸⇒京都、山陽本線

6時40分、起床。空は曇っていて雨降り気味。

 

7時36分、米子発。伯備線で岡山まで出る。特急「やくも」が走っている区間なのでローカル間はあまり無い。ちなみに、全区間電化されている。

 

米子を出てすぐは、大山を左手に見ながら川沿いを進む。途中から大山を離れて山の中へ。列車の待ち合わせが多い。特急優先で単線だからか。米子付近は複線で、単線になるのは途中からだったと思うが、具体的な場所は分からなかった。生山駅以降はほぼ毎駅で列車の待ち合わせをする。

 

9時55分、新見着。9時58分、新見発。新見以降は列車が3両になり、がぜん、メイン区間の雰囲気。ただ、単線なのは変わらず。

 

11時34分、岡山着。12時12分、岡山発。新幹線で帰ろうかとも思ったけど時間もあるし鈍行で。

 

15時15分、京都着。

 

今回の旅はこれでおしまい。

 

米子~生山間

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上石見駅にて列車待ち合わせ

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上石見駅

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新見~岡山間。気付いたら複線になってる...

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以上

 

2016/8/14 境港⇒米子、境線

18時22分発の列車で米子に帰る。19時6分、米子着。

 

夜は日本酒のお店とカクテルBARへ行く。日本酒のお店では、島根の日本酒を頂く。女将さんがお酒を勧めてくれるタイミングがすばらしかった。カクテルBARではなぜか尿酸値と痛風の話。23時30分、就寝。

 

帰りは猫娘のラッピング。

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座席のシートも猫娘

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境線の駅には妖怪の愛称がついてます。弓ヶ浜駅の愛称はあずきあらい駅。

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米子駅の愛称はねずみ男

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以上

2016/8/14 境港・水木しげるロード、街歩き

境港は水木しげるのふるさと。米子のホーム、境港の列車から水木しげるの妖怪をアピールしていたが、境港はさらに妖怪度(?)が高い!駅に併設している観光ビルの壁には大きな看板がかかっている。そして、駅前のロータリーから水木しげるロードまでずっと妖怪たちの銅像が立ち並んでいる。ロードの両脇には妖怪関係のお土産屋、食事屋がズラリと並んで、観光客で賑わっている。天気にも恵まれて、かつ、お盆休みでもあるため、人がとても多い。妖怪の着ぐるみがそこいらに居て、観光客と遊んでいる。ほのぼのとした雰囲気で、とても和やかだ。

 

そんな中で、自分が境港で1番おもしろいと思ったことは、「山が近い」ということ。港と言うからには海ばかりなのかと思うと、そうではない。道を歩いていてふと見上げると山があるのだ。半島の先っちょにある境港は北・東・西を海に囲まれているのだけれど、北側は海が開けている訳ではない。海を隔てた向こうにはすぐ陸地があって、間の海は500mもない。そして、その陸地には丁度良い大きさの山があり、境港からはその山が良く見える。水木しげるの妖怪は、もしかしたら、この山から来ているのかも、と感じた。

 

水木しげるロードを一通りぶらぶらして、水木しげる記念館にも行って、駅に帰る。次の列車まで時間があるので、銭湯に行く。駅横の観光ビルの中(4Fだった気がする)に銭湯があり、これが当たりだった。浴場からは向かいの山が良く見え、境水道を見下ろせる。銭湯代510円、タオル代100円。

 

銭湯情報

www.city.sakaiminato.lg.jp

 

水木しげる先生と妖怪たち

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妖怪と子ども

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水木しげる先生と鬼太郎。記念館にて。

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山が近い。間は川ではなくて海です。

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賑う商店街

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以上

 

2016/8/14 米子⇒境港、境線

少し早いが、予約していたα-1に向かう。次の列車まではあと30分程度。α-1はたしか駅前の通り沿いにあったはず。ホテルに荷物を置いてから水木しげるロードを周りたい。

 

ホテルはすぐに見つかるが、時間が早すぎて部屋には入れない。チェックインはさせてくれて、荷物を預けることができた。これで楽になった。

 

米子駅にもどってホームへ行く。境線が出るホームは水木しげる一色!ホームには妖怪たちの立て看板が陳列され、待ち合いベンチの広告には水木しげるロードの地図が描いてある。列車はもちろんラッピング。天井、シートの背凭れ、すべてに妖怪がいる。

 

14時31分、境港行きに乗る。米子から北に向かって突き出ている半島部分を通る。海が見えるかと思っていたが、全くそんな事は無く、だだっぴろい平野が見えるだけ。地図で確認してみると、路線は半島部分の真ん中を通っている。確かにこのルートでは海は見えない。

 

15時15分、境港着。

 

ラッピングカー。

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妖怪たちの立看

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ホーム

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車内もラッピング

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景色は単調。ちょっと物足りない。

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境港駅標札。

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以上